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階段の踊り場の基準まとめ|奥行き・寸法・設置位置を建築基準法から整理

階段の踊場の寸法や奥行きはいくつ?基準や位置を解説

踊場の寸法や奥行きに決まりはある?

階段ってずっと続けて上がっていいのかな

それとも途中の踊場は必ず必要?

この疑問をスッキリ解決!

💡ズバリ、結論はこちら!

踊場の奥行きは、必要な階段幅以上とする必要がある

踊場は、一定の高さ(3m・4m)ごとに設ける

この記事の途中では、よくある疑問をQ&A形式で整理しています。
ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人

ほぅちゃん

元政令市職員(行政庁) × 確認検査機関の経験者である一級建築士・建築基準適合判定資格者。
建築基準法を中心に、関連する行政法や民法の仕組みも含めて、横断的にわかりやすく解説しています。

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この記事の流れ

踊場の奥行き・寸法の基準を解説

踊場の奥行き寸法は、階段の必要幅以上と定められている

階段の種類階段・踊場の幅
小学校140cm以上
中学校
高等学校
物品販売業を営む店舗(1,500㎡超え)
劇場、映画館、観覧場、集会場
140cm以上
直上階の居室の床面積の合計が200㎡を超える地上階
居室の床面積の合計が100㎡を超える地階
120cm以上
上記以外の階段75cm以上
建築基準法施行令第23条(階段及びその踊場の幅並びに階段の蹴上げ及び踏面の寸法)を抜粋

こちらの表は、建築基準法施行令第23条から整理したものです。
表のとおり、実は階段の幅と踊場の幅は、同じ数値で規制されています。階段幅だけに注目しがちですが、条文を丁寧に読むと、踊場についても同様の幅員が求められていることが分かります。

踊場の奥行きは、階段の必要幅と同じ規制になっていたんですね

知りませんでした

設計では階段の幅を意識することは多いと思います。

一方で踊場は余裕をもって設計できる場合もあるため、同じ表で規制されている点は意外と見落としがちです。

踊場はどんなときに必要?

一定の高さを超える階段には、踊場の設置が必要

学校や大規模な店舗では、階段の高さが3mを超える場合に踊場が必要

それ以外の用途では、4mを超える場合に対象になる

階段の種類踊場の位置
小学校
中学校
高等学校
物品販売業を営む店舗(1,500㎡超え)
劇場、映画館、観覧場、集会場
高さ3m以内に踊場を設けること
上記以外の階段高さ4m以内に踊場を設けること

2階建て住宅でも必要になりますか?

まっすぐの階段でも必要?

踊場は、すべての階段に必要なわけではありません。

連続して上がる高さが基準を超えた場合に設ける必要があります。

用途や規模によって判断は変わりますが、住宅の場合は階段の高さが4m以上であれば踊場が必要です。

ただし住宅で4mを超えることはほとんどないため、実際には不要なケースが多くなります。

直階段を計画しています。階段の高さが4mを超えるため、途中に踊場を設ける必要があります。直階段の場合、踊場の奥行きも階段の必要幅と同じ寸法ですか?

直階段の踊場では、踏幅を1.2m以上とする必要があります。
これは建築基準法施行令第24条第2項に規定されており、確認申請時には寸法を明示する必要があります。

階高が3m以下・4m以下であれば、踊場は不要ですか?

階段の高さが3m超える(4m)場合に踊場が必要となります。
したがって、階段の高さが3m以下(4m)であれば踊場は設けなくても問題ありません。
この内容は建築基準法施行令第24条第1項に定められています。

手すりの基準はありますか?

手すりについては明確な基準が定められています。具体的な数値や考え方については、次の記事で一覧表でまとめていますので。

よくある誤解や疑問にズバリ答えます!

現場でよく聞かれる疑問を、行政実務や審査の視点でシンプルにお答えします。

条例で階段の踊場の奥行きを定めているところはありますか

ありますが、多くはありません。例えば、川崎市建築基準条例は特殊建築物の階段幅を定めていますが、踊場の規制はありません
一方で、大阪府建築基準法施行条例では踊場の規制も設けられています。このように行政庁によって取扱いが異なるため、建築地の条例を確認する必要があります。
実務感覚としては、踊場まで規制している例は比較的珍しい印象です。

まとめ

踊場の奥行きは、階段幅以上が必要

踊場は3m(学校・大規模店舗)/4m(その他用途)ごとに設置

この記事を書いた人
ほぅちゃん

元政令市職員(行政庁) × 確認検査機関の経験者である一級建築士・建築基準適合判定資格者。
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